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私の家庭教師はAV男優
第40章 (40)
「先生。何とか言ってくれよー」

愛は泣きつくようにして秋葉の肩を揉んだ。

秋葉は参考書を閉じて机に置き

「お前らうるせぇよ」

りのは秋葉を睨み

「お前は少しくらい興味をもて」

愛は秋葉から離れて自分の場所に腰をおろした。

りのは立ち上がって脚を少し広げ

「見てよ、家庭教師。ここだよ。こいつ、こんな際どいとこを舐めてきたの」

りのは太ももを指差した。

愛は太ももを見て

「おっ、良くなってんじゃん。火傷の跡とか無いし。赤みも引いてる」

秋葉はりのから視線をそらして

「ま、よくわからんが解決したんだろ?」

りのは腰をドンッとおろしてプウっと頬を膨らませ

「今のモヤモヤした気持ちは解消されてない」

「さぁ、時間だぞ。用意しろ」

愛は不貞腐れた様子でシャープペンシルを握るりのを見た。

そして、その後に秋葉の表情を伺うかのようにチラッと目を向けた。


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