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私の家庭教師はAV男優
第70章 (70)
「じゃあ、私のことは見たことあんの?」

「ない」

「てか、何年よ?」

たこ焼きに息を吹きかけながら

「一年。昨日、転校してきた」

りのは立ち上がって、女子生徒のテーブルの席に座り

「転校してすぐにサボり?あんたやるじゃん」

ジロッとりのを見て

「余計なお世話」

りのは女子生徒の髪を見て

「髪、何色?紫?」

「シルバーパープル」

「すごっ。てか、学校で注意されなかった?」

女子生徒はりのの髪に目をやる。

りのは女子生徒の視線に気づいて苦笑し、自分の髪を触りながら

「これ?もう、先生は諦めてるから何も言ってこない」

女子生徒は目の前のたこ焼きをジッと見つめていた。

「大丈夫かな」

「ん?何が?」

「猫舌」

「それだけ冷ましたらさすがに大丈夫じゃない?」

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