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私の家庭教師はAV男優
第1章 ①
「せっかくママがいないから遊ぼうと思ったのに」  

チッと軽く舌打ちをして秋葉を家の中に入れた。

螺旋階段を上がり、二階のたくさん部屋があるうちの一つに入った。

部屋には机と座椅子が二つ。

「スッキリした部屋だね。君の部屋?」

りのはドッカッと座椅子に座り込んで腕を組んだ。

「ここは家庭教師専用の部屋。まあ、勉強部屋ってこと。集中できるように勉強に必要な物以外は何もない。部屋の外の音も遮断してる」
 
「すごいな。確かに静かだ」

秋葉はりのの対面に座った。

秋葉はカバンから問題集を出して

「じゃあ、はじめようか?」

すると、りのはスマホでゲームをしながら

「まだ、あと2分ある」

秋葉はりのの様子を見てため息をついた。
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