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私の家庭教師はAV男優
第9章 ⑨
「俺は。。。。」

りのは立ち上がり

「私はあんたを絶対に男として見ないから。ただの家庭教師。それだけの存在なんだから」

りのは自分の場所に戻り正座をした。

「俺もそう思ってる。お前は俺にとって女じゃなくてただの教え子だ」

りのはシャープペンシルを手に取り

「どうかな?」

ノートを開きながら言う。
 
「時間だ。はじめよう」

りのは芯を出そうとカチカチカチカチとシャープペンシルのお尻をノックして

「もしさ、今後あんたが私のことを少しでも女として見たらクビだからね」

「わかった」

シャープペンシルの芯が出てこない。

「もうっ!使えない。家庭教師、芯をくれ」

りのは手を差し出した。

「ああ」

秋葉は芯をりのの手に乗せようとすると、指がりのの手に触れた。

「クビ」

「今のはいいだろ」

秋葉は苦笑した。

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