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第17章 （１７）

秋葉は航平のそばにより

「何があった？」

航平は今にも泣きそうな顔で秋葉を見上げて

「一緒に歩いてたら急に頭が痛いって叫び出して倒れた。近くで見ていた人が救急車を呼んでくれて」

「そっか」

航平は立ち上がり

「りの、死んじゃうのかな？俺どうしたらいいんだよ？」

秋葉はポンポンとなだめるように航平の肩を優しく叩き

「何言ってんだよ。とりあえず会ってくるよ」