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第2章 ②

りのの困惑する様子を見て

「ん？どうしたんだよ、急にマジな顔をして」

りのは改まったように机の前に正座して

「ショックだよ」

ぽつりとつぶやいた。

「ショック？なんで？」

すると、キッと秋葉の方を睨むように見て

「だってめちゃショックじゃん！！」

秋葉はりのの方に手を伸ばして

「ま、待て。まさかお前俺を。。。。」

すると、またバタンッと床に寝転がり

「ハズレたぁーっ！家庭教師の仕事、絶対イケメン陶芸家だと思ったのにぃー！女がいる職場だったら絶対違う気がする！！」

秋葉は呆気に取られた様子で

「なんだそりゃ。いや、女性陶芸家もいるからまだハズレとは言い切れないだろ？」

「じゃあ、何の仕事してんのよ？教えろよ家庭教師」

寝たまま偉そうな口調で言う。