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私の家庭教師はAV男優
第126章 (終章32)
「ここでいいや」
雫愛は足を止めた。
りのは城の方に目をやり
「だいぶ遠くない?」
「あまり近づきすぎると、城の全体が写真の中におさまんないから」
雫愛は城の方に顔を向けて言う。
「なるほど〜」
りのはスマホを取り出して
「じゃあ、雫愛。こっち向いて」
スマホで撮影しようとすると
「何やってんの?りのっちも一緒に入んないと」
りのはスマホを持つ手をおろし
「あ、そっか」
雫愛はキョロキョロと顔を動かして
「誰かに撮ってもらおうよ」