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私の家庭教師はAV男優
第2章 ②
「時間です。ありがとうございました」

まりんはノートを閉じて鉛筆を置いた。

「ちょっと駆け足でやったけど大丈夫だったか?」

「逆に嬉しかったです。気を使っていただいて」

「城野まりんさん自身で授業料を払ってるんだ。俺もやれるだけのことはやるよ」

まりんは机の上の教材をまとめながら

「秋葉さんが家庭教師で良かったです」

「やめろよ。褒めるのは俺の仕事だ」

まりんは微笑んだ。

「じゃあ、私は今から晩御飯を作りますので」

秋葉は教科書をカバンに入れて

「そうだな。じゃあ俺は帰る」

まりんは机をクロスで拭いた。
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