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私の家庭教師はAV男優
第150章 (過去10)
まりんは店員に軽く頭を下げ、店内に入った。

バーの中は広く、客のほとんどが男女のペアだった。

まりんは初老の男に近づき

「こんばんは。西園寺さんですか?」

声をかけると、初老の男はウイスキーグラスをカウンターテーブルに置き、マリンの方を見た。

「君は?」

まりんは少しオドオドとした様子で

「あ、あの。。。私、永霧さんの代理で。。。」

「代理?永霧ちゃんは来れないの?」

「そうなんです」

西園寺はまりんの全身を見て

「代理にしては役不足な格好だな。ズボンで来るなんて」

西園寺はまりんから視線をそらし、窓側に体を向けた。
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