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私の家庭教師はAV男優
第25章 (25)
まりんはスマホを操作しながら歩く。

「お母さんにラインしておきます。友達の家に泊まってそのまま学校に行くって」

キセキは苦笑して

「家の外に閉め出されていたのにな」

「お母さんの事情です。仕方がありません」

二人はマクドナルドに入った。

「あっ。。。」

まりんは思わず声を出す。

店にサトルとりのがいた。

りのはまりんに気づき

「まりん!?」

すぐさま、そばにやってきた。

「こんな時間に何してるの?」

まりんが言うと

「それはお互い様じゃん。てか、この人誰?」

りのはキセキの顔を指差した。

キセキは訝しげに見てくるりのに戸惑いながら

「この子、まりんの友達?」

すると、りのは手を下げて

「呼び捨てだ。じゃあ、彼氏ってことだ」

「違うよ。何でそうなるのよ」

「友達だとしたら、まりんとはだいぶタイプが違うよなー」

「彼氏さん。それはどういう意味?」

りのは両腰に手をあててキセキを睨んだ。
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