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妻の弟の妻〜夫の姉の夫〜
第2章 家族の集まり
誰かの足が触れたその主は、おそらく対面に座る彼女。明彦はたじろいだ。
華は普通に義父と会話をしながらお酒を飲んでいて、その横顔はほんのり赤みが差している。
その横顔に胸が締め付けられるような感覚が走り、明彦は思わず生唾を飲んだ。
脳裏に浮かぶのは、いつぞやの公園でのひと時。間接キスを誘って、まんまと乗った明彦をからかい、笑う彼女。
何を考えているんだ。俺は。
明彦は動揺した自分の気持ちを切り替えるために一旦席を立った。
席に戻ると、華が明彦の隣の場所に座り、1番下の息子、健斗を膝に抱いていた。
「かぁわいぃ〜。
ホント連れて帰りたいくらい。パパ似なのかなぁ〜〜可愛いねぇ〜。」
明彦は自分の場所に座り、自然と隣同士になった。
「お義兄さん。健斗くん、ホント可愛いね。連れて帰ってもいい?」
『一人でお泊まりは早すぎだよ。まだ1歳なんだから。』
「けち。あ〜あ、早く私も子ども授かりたいなぁ〜。」
子どもを授かりたい。
夫婦なら何ら不思議なことではない。
命を繋ぐことは生物としての本能なのだから。
しかし、すぐ隣に座る彼女が発した生物的な言葉に、明彦は欲情を感じずにはいられなかった。
…いかん。酔ったのだろうか。
こんなことを考えるなんでどうかしている。
不意に、胡座をかく自分の太ももに何か柔らかいものが触れた。
華は普通に義父と会話をしながらお酒を飲んでいて、その横顔はほんのり赤みが差している。
その横顔に胸が締め付けられるような感覚が走り、明彦は思わず生唾を飲んだ。
脳裏に浮かぶのは、いつぞやの公園でのひと時。間接キスを誘って、まんまと乗った明彦をからかい、笑う彼女。
何を考えているんだ。俺は。
明彦は動揺した自分の気持ちを切り替えるために一旦席を立った。
席に戻ると、華が明彦の隣の場所に座り、1番下の息子、健斗を膝に抱いていた。
「かぁわいぃ〜。
ホント連れて帰りたいくらい。パパ似なのかなぁ〜〜可愛いねぇ〜。」
明彦は自分の場所に座り、自然と隣同士になった。
「お義兄さん。健斗くん、ホント可愛いね。連れて帰ってもいい?」
『一人でお泊まりは早すぎだよ。まだ1歳なんだから。』
「けち。あ〜あ、早く私も子ども授かりたいなぁ〜。」
子どもを授かりたい。
夫婦なら何ら不思議なことではない。
命を繋ぐことは生物としての本能なのだから。
しかし、すぐ隣に座る彼女が発した生物的な言葉に、明彦は欲情を感じずにはいられなかった。
…いかん。酔ったのだろうか。
こんなことを考えるなんでどうかしている。
不意に、胡座をかく自分の太ももに何か柔らかいものが触れた。