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妻の弟の妻〜夫の姉の夫〜
第5章 超えてはならない一線
『普通に話をするのが急に照れ臭くなって…何話したらいいか分かんねぇや。』
「ふふ。ホント高校生みたいな事言うんだね。ホントは30超えてるし、3児のパパなのに。」
『…ほっとけ。』
「褒めてるんだけど?いくつになっても若々しくて可愛いって事だよ?
でも、年相応の落ち着きと男らしさとワイルドさがあるし…あっきーってホントずるいね。」
『…そ、そう言われると悪い気はしないけどさ…ズルいってなんだよ。』
「女を狂わせる。フェロモンすごいもん。あっきーモテるでしょ?」
『モテないよ。既婚者だし、誰も見向きもしない。』
「落とされた女が約1名いますけど…ここに。」
『…恐縮です。』
なんなの…この当たり障りない会話…
イった後の男特有の賢者モードってやつなの?
「ねぇ…突っ込んだ話聞いてもいい?」
『ん?』
「なんで義姉さんとセックスレスなの?」
『ぶっ!ゲッホゲッホ!!』
「バレバレなんですけど?隠さなくていいから教えてよ〜」
『…ホントに突っ込んだ話だな…正直俺が聞きたいよ…。
そうだ、華はさ、良介くんとしたくないって思うか?』
「今はしたくない。」
『なんで?俺さ、たぶん女心が分かってないんだよ。』
「うん、ホントに分かってないよ。」
『え…』
「なんでそれを私に聞くんだバカ!
まぁいいや、あっきーは言いやすいからバカって言ってスッキリしたし。
今ウチの旦那としたくないのはね、あっきーと過ごした時間で幸せを感じて満たされてるからだよ。
あとね…しばらく余韻に浸りたい。旦那に上書きされたくないもん。こんな興奮して気持ちよかったの、初めてかもしれないし…。
だから、今旦那とはしたくない。ていうか旦那のこと考えたくない。
だから、あっきーは女心が分かってないってこと!わかった!?」
『は、ハイ…スンマセン…。』
「ん…よろしい。」
ウチの旦那もこんなに素直だったらいいのに…。
そしたらここまでこじらせてないのに…。
私が先に出会っていたら…あなたはお義姉さんより私を選んでくれましたか…?
私…ウチの旦那よりも…お義姉さんよりも先に…あなたに出会いたかった。
考えても仕方のないことを考えて、少し悲しくなった。
「ふふ。ホント高校生みたいな事言うんだね。ホントは30超えてるし、3児のパパなのに。」
『…ほっとけ。』
「褒めてるんだけど?いくつになっても若々しくて可愛いって事だよ?
でも、年相応の落ち着きと男らしさとワイルドさがあるし…あっきーってホントずるいね。」
『…そ、そう言われると悪い気はしないけどさ…ズルいってなんだよ。』
「女を狂わせる。フェロモンすごいもん。あっきーモテるでしょ?」
『モテないよ。既婚者だし、誰も見向きもしない。』
「落とされた女が約1名いますけど…ここに。」
『…恐縮です。』
なんなの…この当たり障りない会話…
イった後の男特有の賢者モードってやつなの?
「ねぇ…突っ込んだ話聞いてもいい?」
『ん?』
「なんで義姉さんとセックスレスなの?」
『ぶっ!ゲッホゲッホ!!』
「バレバレなんですけど?隠さなくていいから教えてよ〜」
『…ホントに突っ込んだ話だな…正直俺が聞きたいよ…。
そうだ、華はさ、良介くんとしたくないって思うか?』
「今はしたくない。」
『なんで?俺さ、たぶん女心が分かってないんだよ。』
「うん、ホントに分かってないよ。」
『え…』
「なんでそれを私に聞くんだバカ!
まぁいいや、あっきーは言いやすいからバカって言ってスッキリしたし。
今ウチの旦那としたくないのはね、あっきーと過ごした時間で幸せを感じて満たされてるからだよ。
あとね…しばらく余韻に浸りたい。旦那に上書きされたくないもん。こんな興奮して気持ちよかったの、初めてかもしれないし…。
だから、今旦那とはしたくない。ていうか旦那のこと考えたくない。
だから、あっきーは女心が分かってないってこと!わかった!?」
『は、ハイ…スンマセン…。』
「ん…よろしい。」
ウチの旦那もこんなに素直だったらいいのに…。
そしたらここまでこじらせてないのに…。
私が先に出会っていたら…あなたはお義姉さんより私を選んでくれましたか…?
私…ウチの旦那よりも…お義姉さんよりも先に…あなたに出会いたかった。
考えても仕方のないことを考えて、少し悲しくなった。