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妻の弟の妻〜夫の姉の夫〜
第6章 狂う歯車と動く歯車
………………………………………

あっきーとは最後の一線を越えないまま帰宅した私。

お酒でだいぶ薄れたものの、まだほのかに感じるあっきーの精液の香り。


本当なら最後までシたかった。
荒々しく後ろから突いて欲しかった。




歯を磨いて旦那の隣に横になっても、旦那には全くときめかない。
大いびきをかいて寝ている。だらしない。


あなたがそんな風に寝ている間、私は義理のお兄さんと逢い、精液を飲ませてもらってきました。
このままだと、セックスするのは時間の問題だよ…。


あなたはそれを知ったらどうするの?
私を捨てる?それとも怒りと嫉妬に燃えて私を抱いてくれる?



本当はあなたをもっと愛したい。あなたとの子どもを授かりたいのに…あなたは私を全然抱いてくれない。
あなたが最後に私を抱いてくれたのはいつ?このままだと私、あっきーの所に行っちゃうよ?










…ブブブ…

携帯のバイブが鳴る。
こんな時間に…まさか!?






あっきー
『喧嘩になって家出した。今日は外に泊まる。
明日は仕事が休みだから、時間が合えば…逢いたい。』








……。
あなた…ごめんなさい。
私はもう義理の兄に抱かれたいの。今すぐ。









私は家を飛び出した。
「友達の家に泊まってきます。」と書き置きを残して。




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