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治安部隊
第3章 包まれるココロ
『金子さん…なんで私を見てくれないの…?私…そんなにキタナイの…?そんなに汚れちゃったの…?』
「汚いわけないだろう!!俺は男だ。いくら中学生でも、千里ちゃんの裸は見ない。
背中向けておくから…身体洗いな?」
『見てよ…汚れてないなら…ちゃんと見てよ…金子さん…。
自分でも分かんないの…私のカラダ汚れてないかどうか…見て…教えてよ…。』
「あのな?そういう言葉は男の欲を誘うだけなんだ。いくら洋子さんの娘だとしても、俺は男だ。
男は単純だし、すぐにヤりたくなる生き物だ。
そういう事を言えば、また男は勘違いするんだぞ。そういう言葉は、好きな男だけに言うんだ。」
『…お願い、見てよ。汚くないなら私のカラダに触って…キレイにしてよ…。私…オトコの人の中で金子さんだけは好きなの。』
「…。」
金子さんはゆっくりこっちを向き、私は抱きしめられた。
金子さん…震えているの?
「ごめんなぁ…守ってやれなくて…。
俺があの時千里ちゃんを無理に帰そうとせずに、あのままさらっておけば…こんなことにはならなかったのに…。」
『私…これ以上ひとりぼっちは嫌なの…。
なんでも…何でもするから…私を愛してよ…。』
「じゃあ…身体を洗うから触るよ?そのかわり怖くなったら必ず言うこと。それは約束できる?」
『うん…。』
ボロボロにされた服をゆっくりと丁寧に脱がされ、私は裸になった。
「綺麗だよ。千里。」
『金子さん…抱きしめてよ…服じゃなくて…金子さんの肌の温もりが欲しいの…おねがい…だきしめて。』
「わかった…わかったから。
必死に抵抗したんだな…。手首にアザができてる。顔も…あの男にぶたれたんだろ?
大丈夫。カラダの傷はいつか消える。
でも…ココロの傷は消えないよな…ごめん…ごめんな千里…守ってやれなくて…。」
ハダカの金子さんに抱きしめられ、涙が溢れる。
どうして金子さんが泣くの?あなたは今、私のそばにいて守ってくれている。
金子さんまでいなくなったら、私は本当に生きられない。
「汚いわけないだろう!!俺は男だ。いくら中学生でも、千里ちゃんの裸は見ない。
背中向けておくから…身体洗いな?」
『見てよ…汚れてないなら…ちゃんと見てよ…金子さん…。
自分でも分かんないの…私のカラダ汚れてないかどうか…見て…教えてよ…。』
「あのな?そういう言葉は男の欲を誘うだけなんだ。いくら洋子さんの娘だとしても、俺は男だ。
男は単純だし、すぐにヤりたくなる生き物だ。
そういう事を言えば、また男は勘違いするんだぞ。そういう言葉は、好きな男だけに言うんだ。」
『…お願い、見てよ。汚くないなら私のカラダに触って…キレイにしてよ…。私…オトコの人の中で金子さんだけは好きなの。』
「…。」
金子さんはゆっくりこっちを向き、私は抱きしめられた。
金子さん…震えているの?
「ごめんなぁ…守ってやれなくて…。
俺があの時千里ちゃんを無理に帰そうとせずに、あのままさらっておけば…こんなことにはならなかったのに…。」
『私…これ以上ひとりぼっちは嫌なの…。
なんでも…何でもするから…私を愛してよ…。』
「じゃあ…身体を洗うから触るよ?そのかわり怖くなったら必ず言うこと。それは約束できる?」
『うん…。』
ボロボロにされた服をゆっくりと丁寧に脱がされ、私は裸になった。
「綺麗だよ。千里。」
『金子さん…抱きしめてよ…服じゃなくて…金子さんの肌の温もりが欲しいの…おねがい…だきしめて。』
「わかった…わかったから。
必死に抵抗したんだな…。手首にアザができてる。顔も…あの男にぶたれたんだろ?
大丈夫。カラダの傷はいつか消える。
でも…ココロの傷は消えないよな…ごめん…ごめんな千里…守ってやれなくて…。」
ハダカの金子さんに抱きしめられ、涙が溢れる。
どうして金子さんが泣くの?あなたは今、私のそばにいて守ってくれている。
金子さんまでいなくなったら、私は本当に生きられない。