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治安部隊
第4章 本当のハジメテ
金子さんはとある駅の近くにある細い道に入る。
細い道路沿いに立ち並ぶお店。
ギラギラとネオンが輝くお店がたくさん。
ふと看板に見えた文字。
入浴料 60min 20.000円〜
…何これ?高くない?
金子さんはひときわ豪華なお店の駐車場に車を停めた。
金子さんの後をついて歩き、お店の中に入ると、スーツを着た若いオトコの人がいた。
「オーナー!おはようございます!」
「おう。今日はお茶引いてる子いるか?」
「今日は金曜日なんで、しっかりみんな入ってますよ!
あ、でも丁度今ミサさんが空きました。それよりその子、めっちゃイイじゃないですか!スカウトしたんスカ?」
「…この子は俺の身内だ。千里、ちょっとおいで。」
『え、う、ウン…。』
訳も分からず金子さんの後を追う。
高そうな絨毯がひかれていて、シックな感じの内装。
2階に上がると部屋がたくさんあって、ちょうど一部屋の中から人が出てきた。
まず出てきたのは、薄い大胆な格好をした女の人。
「ありがとねぇ〜。また来てね♪」
「最高だったよ。今度は2時間いっちゃおうかな?」
「ホント?いつ来てくれるの〜?♪」
女の人はオトコの腕に手を回して、くっつくようにこちらに来る。
突如金子さんに押されて、私は金子さんに壁側に隠されるような形になった。
「ご利用、ありがとうございました。」
「オーナー。また来るよ。」
「ありがとうございます。お待ちしております。」
家では聞かない金子さんの声。
いつもの優しそうな声じゃなくて、冷たく落ち着いた低い声だった。
細い道路沿いに立ち並ぶお店。
ギラギラとネオンが輝くお店がたくさん。
ふと看板に見えた文字。
入浴料 60min 20.000円〜
…何これ?高くない?
金子さんはひときわ豪華なお店の駐車場に車を停めた。
金子さんの後をついて歩き、お店の中に入ると、スーツを着た若いオトコの人がいた。
「オーナー!おはようございます!」
「おう。今日はお茶引いてる子いるか?」
「今日は金曜日なんで、しっかりみんな入ってますよ!
あ、でも丁度今ミサさんが空きました。それよりその子、めっちゃイイじゃないですか!スカウトしたんスカ?」
「…この子は俺の身内だ。千里、ちょっとおいで。」
『え、う、ウン…。』
訳も分からず金子さんの後を追う。
高そうな絨毯がひかれていて、シックな感じの内装。
2階に上がると部屋がたくさんあって、ちょうど一部屋の中から人が出てきた。
まず出てきたのは、薄い大胆な格好をした女の人。
「ありがとねぇ〜。また来てね♪」
「最高だったよ。今度は2時間いっちゃおうかな?」
「ホント?いつ来てくれるの〜?♪」
女の人はオトコの腕に手を回して、くっつくようにこちらに来る。
突如金子さんに押されて、私は金子さんに壁側に隠されるような形になった。
「ご利用、ありがとうございました。」
「オーナー。また来るよ。」
「ありがとうございます。お待ちしております。」
家では聞かない金子さんの声。
いつもの優しそうな声じゃなくて、冷たく落ち着いた低い声だった。