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治安部隊
第4章 本当のハジメテ
こちらに背を向け、シャワーを浴びていた金子さん。
その背中に私は抱きついた。

「っ…千里!」
『…バカにしないで。』

「何がだよ、離れろ。」


やっぱり…あなたも私を置いていくの?一人にするの?
離れろという言葉に涙が溢れた。

『バカにしないでよ!軽蔑なんてするか!
ずっとそばにいてくれて…守ってくれて…大事にしてくれてると思ってたのに…。』
「そうだ。俺はずっとそのつもりだった。だから離れろ。」
『やだ!』


『おねがい…私を…ひとりにしないでよ…。あれくらいで軽蔑するわけないじゃん。
金子さんが女の人を誘拐して無理矢理させてるわけじゃないんでしょ?
女の人はお金を稼ぐために頑張ってるだけでしょ?あの人…金子さんを嫌がってなかったもん…。私だってもう子どもじゃない。

私とセックスしてよ…金子さん。

私…金子さんが好きなの。

私の本当の初めては…金子さんがいい…ずっとそう思ってたのに…。
私の気持ち…気付いてるでしょ?

軽蔑なんてしない。私は金子さんが好き。』


私は後ろからおそるおそる手を伸ばして、金子さんのおちんちんを触った。

金子さんのおちんちんはおっきくてビクビクしていた。

でも…怖くない。


「…っ、千里…やめろ…。」
『やめない。金子さん、私に興奮してくれてるんでしょ?
私に優しいセックス…教えて…?卒業祝いでも何でもいいから…私を抱いて…。』


勢いよく振り向いた金子さん。
私はその勢いに少し驚いてしまった。

「ほら…怖いだろ?」
『怖くない。…好き。』

金子さんの首に手を回して踵を上げ、抱きつくようにキスをした。
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