この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
治安部隊
第2章 ワタシノ ハジメテ
『あの…』
「ああ俺の名前?俺はね、金子俊樹。」

いや、名前が聞きたかったわけじゃないんだけど…。
『じゃあ金子さん…どうして私を?』
「下の名前でもいいよ。別に…特に大きな理由はないよ。理由がいるなら、千里ちゃんが寂しそうだったから。」

私はあなたに優しくしてもらう義理はない。
でも、嫌な感じはしない。
『…ありがとう…ございます…。』

金子さんは私の髪をクシャッとするように頭を撫でた。
「ん。何が食いたい?」
『すごくお腹空いてるので…何でも食べたいです。』
「いいねぇ。よし、じゃあ焼肉食いに行こう!
これがもしデートだとしたら男としちゃいきなり焼肉に誘うのは最悪だな!ハハッ!」

そういうのよく分かんないけど…金子さんの笑顔に私も釣られて笑い、見たこともないような高級なお肉をご馳走してもらった。

何を話したのかはよく覚えていない。
焼肉をご馳走になった事よりも、寂しかった私の心を察して誘ってくれた事が嬉しかった。
お母さんよりも私のことを見てくれるから…。
/25ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ