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芦屋洋館秘話 ハウスメイドの献身ご奉仕
第2章 ハウスメイド 涼子

(回想シーン7)
・・・そして3日目、ご主人様は一緒にシャワーを浴びた後、バスタオルを巻いただけの私を、そのままベッドまでいざない、仰向けに寝させ、静かにキスをして下さった。私は震えが止まらず、目を閉じたままだった。ご主人様は長い時間をかけて胸や腰、太ももを優しく撫でて下さった後、私の足を開き、挿入したようだった。私は目を開けることはできなかったが、覆いかぶさったご主人様の重みと、秘部の鈍い痛みでそう感じたのだった。覚悟していた初体験を果たした安堵の気持ちが強かった。
挿入は短時間で終わった。しばらくじっとしていると、ご主人様がバスタオルを腰に巻いて下さった。私はその意図を察し、 「失礼します。」 と申し上げてベッドを降り、洗面所で初体験の印をぬぐいとった。その時、寝室からご主人様の 「今日はこれで終わりにするから、部屋に戻りなさい。」 という優しい声が聞こえた。私は退室前に寝室の入り口で 「有り難う存じます。」 とお礼を申し上げたが、目が潤んでご主人様の表情は見えなかった。
ご主人様は、それからご出張中を除いて、毎日私を抱いて下さった。初めは短時間の挿入だったが、次第に長くなり、5、6回目くらいに、初めて秘部の中に射精を受けいれた。その頃から、シャワーの時や、ベッドで胸を愛撫していただいた後に、ご主人様の男根を舌で舐めたり口に含むことを、フェラチオという言葉も知らないまま、少しずつ教えていただいた。挿入の体位もいくつか覚えた。
9月になり、お世話になった百合子さんは、先代のご当主に付き従って、西宮市内のマンションに移られた。百合子さんには、その3年後、出産の時にも助けていただいたのだった。私は洋館で百合子さんのお部屋を引き継いだが、そこには古い黒電話があった。
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