この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
芦屋洋館秘話 ハウスメイドの献身ご奉仕
第5章 ハウスメイド 志保

新緑の隙間から朝日が爽やかに差し込む食堂では、陽一と慶一が和やかに話をしていた。給仕に立つ涼子、有香、志保の前で、陽一が 「慶一君は、昨夜は香港のお客様と、ずいぶん遅くまでご一緒したそうだね。」 と言った。
「皆さん、中国の強いお酒を召し上がるので、大変でしたよ。」
「僕もね、あの人達とは散々飲んだよ。・・・しかし、慶一君、そのわりに、今朝はすっきりした顔をしているねえー。」
陽一の、おどけたような調子を聞いて、志保が頬を赤らめて下を向いたのを、涼子と有香は、ほほえましく見つめていた。そして、その3人の様子を見た陽一も、満足げに頷いた。慶一も嬉しそうに微笑んだ。
☆
この青山家洋館の中で、当主と、その後継者と、そして彼らを取り巻く3人のハウスメイドたちが、それぞれに将来に自信を持つ表情を見せた、5月の朝であった。
(完)
「皆さん、中国の強いお酒を召し上がるので、大変でしたよ。」
「僕もね、あの人達とは散々飲んだよ。・・・しかし、慶一君、そのわりに、今朝はすっきりした顔をしているねえー。」
陽一の、おどけたような調子を聞いて、志保が頬を赤らめて下を向いたのを、涼子と有香は、ほほえましく見つめていた。そして、その3人の様子を見た陽一も、満足げに頷いた。慶一も嬉しそうに微笑んだ。
☆
この青山家洋館の中で、当主と、その後継者と、そして彼らを取り巻く3人のハウスメイドたちが、それぞれに将来に自信を持つ表情を見せた、5月の朝であった。
(完)

