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芦屋洋館秘話 ハウスメイドの献身ご奉仕
第3章  ハウスメイド 有香

 寝室では、陽一が肩幅ほどカーテンを開け、芦屋市街からその先に六甲アイランドまで続く夜景を眺めていた。有香は、ベッドの脇で膝をついて控えた。しばらく沈黙の時間が流れた後、陽一はカーテンを閉め、有香の方に向き直った。

「さっき有香さんが、僕のことをこれからも献身的に支えてくれると、・・・普段からそんな気持ちでいてくれたんだと思うとね、気持ちが高ぶってすぐに言葉が出なかったけど、改めて有り難う。」

「もったいないお言葉です。」 有香は膝前に指を突き、頭を下げて更に続けた。「私を<はけ口>にしていただくことでお役に立てているのなら、私も嬉しゅうございます。でも、本当は、ご主人様の男の子を授かって、もっとお役に立ちたいんです。それなのに、玲奈を授かった後、ご主人様は、断乳の終わったばかりの子を愛育院に預けるような、つらい思いは一回だけでいいからと仰って。・・・外でお出しになったり、私の中にお出しになる時にはいつも避妊されているのが、私つらいんです。ご主人様は優し過ぎます。」

 陽一は、肩を震わせる有香を見ながら、しばらく言葉を捜した。 「玲奈ちゃんも来年は小学生だ。これからもずっと大事にしていくからね。この上、男の子を授かるまで有香さんに奉仕をお願いするかは、必ず近いうちにまた話をするから。すまないけれど、それまでは今のままにさせてもらうけど、いいね。」

「はい分かりました。ご主人様のお優しさに甘えて、つい出過ぎたことを申し上げてすみませんでした。」有香は顔を上げ、両手の人差し指で目の下を拭って、泣き顔を微笑みに作り替えた。
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