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第3章 　ハウスメイド　有香

　陽一は、有香の太ももを下ろし、手首の紐を解いて横に添い寝して、唇を優しく吸い、指先で乳首の周りをなぞるように撫でた。そして、有香の体を回してうつ伏せにすると、その視野の外で避妊具を付け、のし掛かるように後ろから挿入した。有香の口から深い吐息がもれた。
　
　陽一が激しく腰を打ちつけていると、有香は頭を持ち上げて背中を反らせた。陽一はいったん動きを止めると、やがて腰全体で有香の尻を揉みほぐすように回した。　「あぁ・・・そんな」　有香の体が震え、陽一もその下腹部全体に伝わる有香の柔らかな尻の感触の心地よさに高まりを覚え、その夜３回目の射精をした。

　陽一は体を離して仰向けに横たわると、有香の激しい息遣いか収まるのを待つうちに、少しまどろんだ。気が付くと、有香が足元に正座して、避妊具をはずし、舌で男根を清めていた。

「有香さん、今日は有り難う。」

「はい、ご主人様。私も、たくさん気持ちよくしていただいて、有り難う存じます。」　有香は、自分のショーツを丸め、ベッド下に落ちていたバスローブも手に取ると、洗面所に行って身支度を整えた。そして、キャビネットから陽一のパジャマと下着を揃え、寝室に戻ってそれを陽一に着せてから、「おやすみなさいませ。」とお辞儀をして、退室した。１２時を過ぎていた。

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