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ホップステップ
第5章 よっ(  ̄ー ̄)ノ幸子
「あたしさ、バイト辞めることにしたの。」

「そうなんだ。」

松下の背中は抱き心地が良かった

「松下~。」

「ん~?」

「あたしの話聞いてくれる?」

「ん?」

その時だった
前の軽自動車が突っ込んでくる
幸子は目の前が真っ白になった

全身痛い
痛いのに血も出ているのに
頭は冷静だった
このまま死ぬのかな

死ぬ前にもう一度三原さんとキスがしたいなあ 
ああ、彰と仲直りしなきゃ
記事もまとめないと
香さんから鬼電きちゃうう
ああ、香さんに三原さんの感じるところ聞きださなきゃ
あああ彰のパンツの柄なんてダサいのぉ

走馬灯のように駆け巡る
ああ、あたし倒れてるのね
松下は?

幸子は我に帰る
松下が頭から血を流しているのが見える
遠くから救急車の音がする
再び意識が遠のいていく



目覚めると天井が白い

「さっちゃん、さっちゃん、」

幸子が目を開けると弓子が見える

「あたし、、?」

「気がついた?」

「何でここに?」

あれ?弓子さん、あたしのバイト先の制服着てる

「バイトのことは心配しなくて大丈夫よ。」

「あの、、制服。」

「これね、クリーニングに出して返そうと思ったんだけど、持っていったら人手が足りてないって言うから、そのまま働くことになったの。」

弓子はますます垢抜けていた

「これでも美魔女って言われてるの。彼氏にはコスプレだって笑われたけどね。」

「なんか、、色々すみません。」

「良いのよ。困ったときはお互い様。」

弓子の谷間が見える
幸子は同性にもかかわらずムラムラしてしまう

「じゃっ、バイト行くね。彰に夕方着替え持ってくるように言ったから。」

「ありがとうございました。」

「彼も無事よ。少しぐるぐる巻かれてるけど。」

カーテンを開けると松下が寝かされている
足も手も頭も包帯が巻かれている

弓子が帰って夕食の時間になった

「話ってなんなの?」

松下が起きたようだ

「もう忘れちゃった。」

「バイト辞めるとか言ってたよ。」

「あ、そうそう。そしたら店長に誰か紹介してって言われたんだけどさ。もう代わりが見つかったみたい。」

弓子に感謝だ

「ほう。一件落着?」

香から受けた仕事を思い出そうとする
納期明日だったような

「ぱっパソコン!」

幸子がベッドの上でじたばたする







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