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ホップステップ
第11章 発散
「さーちーこさん。」
振り向くと南が手を振っている
異性とのちゃんとしたデートは久し振りな気がする
今日はデートらしく公園の噴水で待ち合わせをした
たまには健全な恋もしないとね
南が幸子を上から下まで見下ろしている
「何か変?」
「いや、そういう格好もいいなって。」
今日は気取らずにTシャツにGパンだ
2番手君とのデートだし
二人でお好み焼きを食べる
「幸子さん、そろそろひっくり返した方がいいっすよ。」
南がヘラで手早く生地をひっくり返した
「気が利くのね。」
「というか、幸子さんがボーッとしてるから。さっきから上の空っすね。何かあったんすか?」
「南くんに見とれてたっす。」
幸子も口調を真似してみる
二人で種類の違う味を半分子する
姉弟のようだ
振り向くと南が手を振っている
異性とのちゃんとしたデートは久し振りな気がする
今日はデートらしく公園の噴水で待ち合わせをした
たまには健全な恋もしないとね
南が幸子を上から下まで見下ろしている
「何か変?」
「いや、そういう格好もいいなって。」
今日は気取らずにTシャツにGパンだ
2番手君とのデートだし
二人でお好み焼きを食べる
「幸子さん、そろそろひっくり返した方がいいっすよ。」
南がヘラで手早く生地をひっくり返した
「気が利くのね。」
「というか、幸子さんがボーッとしてるから。さっきから上の空っすね。何かあったんすか?」
「南くんに見とれてたっす。」
幸子も口調を真似してみる
二人で種類の違う味を半分子する
姉弟のようだ