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年上彼氏に激しく愛されています
第2章 仕事の決まり
「社長……」

「乗れ、美夏。」

社長が好みなのは、都合のいい女。

会える時に会える女。

私は社長の言う通りに、車の助手席に乗った。


「俺の部屋に来るか?」

「えっ?だって、社長仕事は?」

「早めに切り上げてきた。」

それって、私に会う為に?

ううん。そんな事考えたらダメ。

「美夏。何を勘違いしているか分からないけれど、俺は美夏が好きだ。」

「ほえっ。」

突然の告白に、気持ちが追い付かない。

「だが俺は、社長なんだ。美夏が会いたい時に、必ず会ってやる事はできない。」

「あっ……大丈夫です。」

はっきり言われると、それはそれで辛いな。

「それに、仕事中も美夏に構ってやる事はできない。他の連中に知られると厄介だからな。」
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