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溺れる秘密の関係
第1章 同じ歳の兄妹
顎をクイっと上に持ち上げられ、私と柊真はキスをした。

舌を絡めて、だんだん身体が火照ってくる。

「エロい顔だな。」

恥ずかしくて、下を向く。

「顔を上げてくれ。もっとその顔を見せろ。」

命令され、私は恥ずかしさを抑えながら、顔を上げた。

すると、柊真が私の首筋に迫ってきた。

その途端にソファーに、押し倒される私。

「待って。」

私このまま襲われる?

身体が細かく震える。

「……初めてか。」

うんと小さく頷く。

「じゃあ、ソファーじゃ嫌か。」

そして私は、柊真に抱きかかえられた。

「きゃっ!」

「大人しくしてないと、落ちるぞ。」

柊真はそのまま、私を抱きかかえて2階への階段を登った。
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