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私じゃなくても
第3章 友達のライン
「あ、遅うなってすみません」

「いえ、ごめんなさい。
主人、今、食事してて」

え?
食事してるん奥村さんだけ?
ワンちゃんは?子守り?
ワンちゃんは
ちゃんと食べたんか?
てゆーか
もしかして
千華ちゃん抱っこしたまま
奥村さんの食事
世話してたんちゃうやろな。

「あ、どーも」

そこでやっと
奥から奥村さん登場。
口をモグモグさせてて
まさにお食事中だった様子。

なんや
ムカつく。

「すみません
お食事中に」

けどもちろん
俺は大人な対応。

全部
俺の妄想なんで。

「いえいえ」

「隣に越してきた早瀬です」

「はい。
嫁から聞いてます。
色々助けてもらったみたいで
すみませんでした」

ワンちゃんのことを『嫁』とか……
あかん。
またムカついてきた。
なんでや?
なんで俺はこんなに
胸がザワザワしてんねん。

「いえ、大したことは」

もしかして…

「ちょっと千華が
うるさいかも知れないんだけど
よろしくお願いします」

もしかして俺

「いえ、全然。
僕もご迷惑かけないように
気をつけるんで
よろしくお願いします」

ワンちゃんのこと…

ガチャン。

玄関のドアを閉めると
俺は
急いで部屋に戻り
財布と携帯
そして車の鍵を握ると
階段を駆け下りた。
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