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私じゃなくても
第3章 友達のライン

side ワンちゃん

「早瀬さんて
関西弁なんだな」

「そうなの。
あ、煮物、冷めちゃったね。
あっためる?」

「うん。
あ、ついでにビールとって」

「うん。
あ、千華、ちょっと待ってね。
すぐおっぱいあげるから」

私は少しぐずり始めた千華を抱いたまま
タカくんの煮物をレンジに入れ
ビールをテーブルに置いて
千華の頭をなでた。

晩御飯の準備をしてて
なかなか授乳の時間がとれず
胸もパンパンで痛いくらい。

早く
おっぱいあげなきゃ。

「あー、やっとゆっくりできた。
やっぱ家はいいな。
あ、醤油もとって」

「あ、うん。
タカくん、私
あっちでおっぱいあげてくるね」

「どうぞー」

それから急いで煮物と醤油を
タカくんに渡すと
私は寝室に移動して
千華を抱っこ紐から下ろして
Tシャツをたくしあげた。

すると
お腹が空いてたのか
千華はすぐに私の乳首を口に含んだ。

「待たせちゃったね、ごめんねー」

千華が上手に
母乳を飲み始めると
私は
ふーーっと
ため息をついた。

抱っこ紐、疲れるな…
やっぱり肩が痛くなる。
でも
片手じゃ料理できないし…
せめて
料理してる間
タカくんが千華を見てくれてたら
いいんだけど。

授乳も疲れるな…

肩がこって
少し
頭が痛くなってきたかも。
でも
薬は飲みたく無いし……

そんなことを考えながら
授乳を終え
千華が落ち着いてウトウトしはじめると
私は千華と一緒にベットに横になり
そのまま
うっかり眠ってしまった。

どのくらい
眠ってたんだろう。

目が覚めたのは
タカくんの声が聞こえたからだった。

「ねぇ、俺、疲れたから
寝たいんだけど」


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