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私じゃなくても
第3章 友達のライン


そこには


『お疲れさん。

手伝えることがあったら
なんでも言うてな。

遠慮なく』


の、文字。

本当に
優しい人。

あなたの言葉で
何度、泣いてしまったでしょう。

タカくんに言ってほしいこと
全部言ってくれるんだもん。

でも……
もう、その言葉に
甘えちゃいけないって
気づきました。

だから
頑張って
同性の知り合いを
見つけなくちゃ。

でもどうやって?

公園は
歩いて行ける距離にないし…

ううん、タクシーで行けばいいじゃない。
今、頑張るって
決めたばっかりなのに
何弱音はいてるの?

でも
ちょっと待って

小さな子供を抱えるママと友達になれても
そのママだって毎日大変なはず。
助け合うなんてできる?

はぁ……

やっぱり疲れてるのかな。
ネガティブなことばかり頭を駆け巡る。

子育てって…大変。

そう肩を落とした時
また一件
早瀬さんからメッセージが届いた。

どうしよう、まだ返信してない

そう思いながらメッセージを開くと
そこには
こう書かれていた。


『ただのお隣さんとして。

1人の友達として』

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