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ハーレムに咲く華達
第2章 フェナ
「俺はフェナを選んだ。彼女となら、この国を一緒に盛り立てていける!」

「ハブリエル……」

「どうかフェナを、俺の妻として認めて下さい!未来の皇后として、迎えて下さい!」

そして皇帝陛下は、うんと頷いた。

「二人を夫婦として認める。」

周囲は、その瞬間に沸いた。


「ごめんなさい。」

ハブリエルに、私は謝った。

「俺こそ。目が覚めた。」

「えっ?」

「これは政略結婚だと思っていた。だが、俺自身が、フェナを妻にしたかった。」

「どうして……」

「俺と対等に話せるのは、第一皇女のおまえしかいないからな。」

フッと、笑えた。

「そうね。」

私はその時、心から笑えたのを、幸せに感じた。
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