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ハーレムに咲く華達
第1章 アマリア
気づけば、頭は真っ白になっていた。

「ああ、アマリア。出そうだ。」

私は一瞬、迷った。

皇帝に抱かれたのは、2か月前。

その時も、皇帝の精を中に受け入れた。

もし、子供ができていたら、どちらの子供か分からなくなる。

「今宵は……ご容赦を……」

「出す。」

ハブリエル様は、真剣な目で私を見つめた。

「俺のアマリアへの情熱を受け取ってくれ。」

「えっ……」

私への、情熱?

するとハブリエル様は、私をぎゅっと抱きしめて、うっと声を漏らした。

その瞬間、私の身体の中に、熱い液体が注がれた。

「ああっ!ハブリエル様の……」

「アマリア。俺のアマリア。」

二人で、はぁはぁと息が上がり、ハブリエル様は私の身体から離れた。
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