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第1章 初めてのお付き合い

「お願い！もうちょっとしようよ〜！」

「秋斗……」

　頬を美月の頬にスリスリとこすり合わせてくる秋斗を呼ぶと、美月は秋斗の首に両手を回し、秋斗の顔を自身の方へ引き寄せる。

　そうして、今度は自分から唇を重ねた。

　一瞬驚いた秋斗だったが、そのままちゅぷちゅぷと互いの舌を擦り合わせ始めた。

「……んっ」

　唇が塞がっているせいで、美月は熱い吐息が漏れる。

　ちゅぷちゅぷ、ちゅくちゅく……

　ちゅっ、ちゅぷちゅぷ……

　舌を舐め合う度、二人はどんどん気持ちよくなっていった。


「あっ、ヤバぁ……きもち、んっ……」

「秋斗……」

　れろれろ、ちゅーっ、ちゅーっ……

　互いの舌を舐め合い、吸い付いて、二人とも吐息が荒くなっていく。