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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第41章 枕営業
【みんなぁ〜!!!今日はありがとうっ!!最高のライブにするから〜!!楽しんでぇ〜!!】

その部屋の大きなモニターには里依紗の武道館でのライブの様子が映し出されていた。

「はあぁっっ…ん♡か…狩野さぁ…ん♡やだぁ…なんか…恥ずかしいぃいっ…♡くはあぁっっ…♡そこぉ…弱いのぉおっ…弄ったらぁあん…♡んほおぉっ…!?くるゅぅゔゔぅ…♡待ってぇえっ…またいっぢゃうからぁ…♡」

そのモニターの真正面で、一糸まとわぬ里依紗が悶えていた。スポットライトを浴び、キラキラと輝き、聴衆を魅了する画面の中の里依紗。

薄暗い部屋の中で、白く滑らかな肌を浮かび上がらせ、官能的に乱れ、貪欲に1人の男性に夢中になる里依紗。

その対比を満足気に見つめる狩野。

1年のトレーニング期間も、スターダムを駆け上がるその時も、里依紗の傍には狩野がいた。

【あの二人怪しくない…?まくらじゃないの…?】

そんな陰口を叩かれることもあったが、里依紗も狩野も気にしなかった。芸能界で狩野の存在を知らぬ者はいない。狩野が傍にいるということは「売れる」と見込まれているからに他ならない。それが周知の事実だから。

案の定、里依紗がソロデビューしたら、そんな声も掻き消えた。

契約を交わしてから、毎日のように身体を重ねてきた二人。忙しくなってからは、会う機会は少なくなれど、変わらぬ関係。

狩野は里依紗に会えない日は他の女性を抱くこともあった。里依紗も了承済みで。しかし、それは会えないからこその代償であると互いにわかっていた。

そして、この日のように会えた日は全力で欲望をぶつけ合う。2人は2年経っても飽きることなく、互いを求め続けている。

「画面の中の里依紗も…。私の腕の中にいる里依紗も…。どちらも素晴らしい…。飽きることなく見ていたい…。」

「くひぃっ…ぃん♡見てぇえっ…♡もっとぉおっ…ずっとぉおっ…♡私を見ててぇえっ…♡まだ終わらないぃいっ…これからもずっとぉおっ…♡私を見ていてくださいぃいっ…♡」

「ああ…。私は見ているよ…。君を…。里依紗を…。君が輝きを失っても…。常に私は君の傍にいる…。」

「あはあァっ…♡ありがとう…ございますぅう…♡嬉しすぎてぇえっ…どうにかなっちゃうぅ…♡ずっと一緒だからぁ…♡はあぁっっ…ん♡」


2人の交わりはどこまでも続いていく…。

【完】
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