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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第42章 脅迫

「やっと素直に淫乱だと認めたか…。最初からそう言ってるおけばいいものを…。」
狩野は口についた光江の愛液を拭いながら言う。見下ろす光江にその声が届いたかどうか。
会議室のテーブルの上でぐったりと四肢を投げ出した光江の姿は情けなく、だらしないものであった。
紅潮しきった頬。欲情に潤んだ瞳。快感に焦点が合っていない。だらしなく半開きの唇から涎が垂れている。汗ばみ艶々と光る肌。服装は乱れに乱れ、大事なところを隠していない。
セクシーな下着もずれ、力なく軽く開いた脚の間は、テーブルを濡らすほど愛液を溢す。
社内で常に高慢な態度で部下を顎で使い、取締役の娘だという理由で誰も逆らえなかった光江のあられもない姿。他の社員が見ればさぞ驚くだろう。あの偉そうな課長がこれほどまでに形無しに、無惨に、乱れる姿に。
狩野は思いついたように携帯を取り出し、光江の姿を写真に撮る。シャッター音が響くが、光江の反応はない。あまりの快感にそれどころではなく、半分意識が飛びそうになっており、撮られてしまっている認識がない。
『この写真だけで脅迫には十分なくらいだな…。』
高慢で気高い光江なら、この写真を公表すると言えば、絶対に拒否出来ないであろう。そして、狩野は携帯の画面をわざわざ光江の顔に近づけて言う。
「おいっ…!見えるか…?これが…。お前の恥ずかしい姿がばっちり撮れたぞ…?」
「う…うぅ…ん。ん…?いっ…いやぁっ…!?な…なに…それ…!?お願い…消して…消してください…。お願いしますっ…!」
耳元で狩野に怒鳴られ、軽く頬を叩かれ、ようやく意識がはっきりした光江は画面に写る自身の姿に驚愕し、叫ぶ。
「消すかどうかはお前次第だが…。ほら…見ろよ…。この気持ち良さそうな顔…。今…お前はこんな顔してんだよ…。脅迫され、レイプされかけて…こんな欲情した顔を、今まで馬鹿にしてきた部下に…、顎でこき使ってきた部下に…晒してんだよ…。」
「ご…ごめんなさい…。あ…謝るからぁ…。もう…あなたには…そんなこと…しないからぁ…。だから…もう…許して…。お願いします…。」
光江は何とか上半身を起こし、縋り付くように狩野に懇願する。こんな写真を誰かに見られたら、光江は生きていけない。横領や不倫現場の写真より何より、この写真を公表されることが、気高い光江には許容出来るはずもなかった。
狩野は口についた光江の愛液を拭いながら言う。見下ろす光江にその声が届いたかどうか。
会議室のテーブルの上でぐったりと四肢を投げ出した光江の姿は情けなく、だらしないものであった。
紅潮しきった頬。欲情に潤んだ瞳。快感に焦点が合っていない。だらしなく半開きの唇から涎が垂れている。汗ばみ艶々と光る肌。服装は乱れに乱れ、大事なところを隠していない。
セクシーな下着もずれ、力なく軽く開いた脚の間は、テーブルを濡らすほど愛液を溢す。
社内で常に高慢な態度で部下を顎で使い、取締役の娘だという理由で誰も逆らえなかった光江のあられもない姿。他の社員が見ればさぞ驚くだろう。あの偉そうな課長がこれほどまでに形無しに、無惨に、乱れる姿に。
狩野は思いついたように携帯を取り出し、光江の姿を写真に撮る。シャッター音が響くが、光江の反応はない。あまりの快感にそれどころではなく、半分意識が飛びそうになっており、撮られてしまっている認識がない。
『この写真だけで脅迫には十分なくらいだな…。』
高慢で気高い光江なら、この写真を公表すると言えば、絶対に拒否出来ないであろう。そして、狩野は携帯の画面をわざわざ光江の顔に近づけて言う。
「おいっ…!見えるか…?これが…。お前の恥ずかしい姿がばっちり撮れたぞ…?」
「う…うぅ…ん。ん…?いっ…いやぁっ…!?な…なに…それ…!?お願い…消して…消してください…。お願いしますっ…!」
耳元で狩野に怒鳴られ、軽く頬を叩かれ、ようやく意識がはっきりした光江は画面に写る自身の姿に驚愕し、叫ぶ。
「消すかどうかはお前次第だが…。ほら…見ろよ…。この気持ち良さそうな顔…。今…お前はこんな顔してんだよ…。脅迫され、レイプされかけて…こんな欲情した顔を、今まで馬鹿にしてきた部下に…、顎でこき使ってきた部下に…晒してんだよ…。」
「ご…ごめんなさい…。あ…謝るからぁ…。もう…あなたには…そんなこと…しないからぁ…。だから…もう…許して…。お願いします…。」
光江は何とか上半身を起こし、縋り付くように狩野に懇願する。こんな写真を誰かに見られたら、光江は生きていけない。横領や不倫現場の写真より何より、この写真を公表されることが、気高い光江には許容出来るはずもなかった。

