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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第2章 飲み会
「んんっ…。んふっ…。んぁっ…。んんっ…?んえっ?あっ!?か、狩野くんっ!?な、何を!?」

美悠が下半身に違和感を感じ目覚めると、同じサークルで同級生の狩野孝宏が美悠の下半身に顔を埋めていたのだ。

「何をって…?もしかして覚えてないの?木原さん。木原さんから誘ってきたんだよ?ラブホに行こうって。」

「そ、そんなっ!?うそっ!?」

美悠は慌てて記憶を掘り返す。サークルの飲み会でほどほどに飲んで1次会で帰ろうと考えていた美悠だったが、友達の陽子が酔っ払いながらも2次会の参加を希望したため、渋々着いていったのだ。そこで美悠もお酒を飲まされてしまうのだが…。その後の記憶がない…。どうやってここに来たのか、なぜ狩野と一緒にいるのか、全く覚えていない。

「ご、ごめん…。全然覚えてない…。ごめんね。私、そんなつもりなくて…。も、もう帰るから…。」

狩野がしたであろう服の乱れを正しながら美悠は言う。狩野とは同じサークルでもそんなに親しくはない。どこか軽薄そうで怖い印象がある。真面目な部類に入る美悠はあまり近づきたくない男だ。

なぜかやたらと疼く身体を起こし、逃げるように身支度をしながら、狩野と距離を取る。

「そんなぁっ…。ここまで来ておいてお預けなんてひどいなぁっ…。」

狩野は全然残念そうには見えず、にやにや笑いながら言う。その笑顔に恐怖を感じ、後ずさる美悠。

「ほ、本当にごめんなさい。んっ…。でも私、狩野くんのことよく知らないし…。あはぁっ…。付き合ってもない人とするつもりなくて…。はぁっ…。」

美悠はところどころ甘い息を漏らしてしまう。何故かやたらと身体の芯が疼く。

「付き合ってる人いるの?」

「い、今はいないけどぉっ…。」

「じゃあ、俺じゃだめかな?」

「ご、ごめんなさいっ…。狩野くんとはぁっ…。まだよく知らないしぃっ…。んんっ…。」

「そっか~。残念。仕方ないなぁ〜。」

孝宏が諦めたように言う。美悠は『良かった。諦めてくれた。早く帰ろう。なんだか身体がおかしいし、こんな状態でこの人の前にいたくない…。』そんな風に考えながら、携帯を探す。先ほどから、いつもはカバンに入れている携帯が見つからない。念の為にすぐ誰かに連絡できるようにしたいのに見当たらないのだ。

「何を探してるのかな?」

「け、携帯がなくてぇ…。ど、どこかに落としたかな…。」
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