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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第13章 マッサージ
カランカラン。
香里奈は帰宅途中に見つけたマッサージ店の扉を開く。

「いらっしゃいませ~。あっ…。」

狩野と書かれたネームプレートを付けた男性が応対する。狩野が香里奈を見ると何故か戸惑ったような反応をする。

「すみません。お客様…。当店は今の時間、私しかいなくて…。通常、女性のお客様には女性のスタッフが付くので…。」

申し訳なさそうに断りを入れてくる。戸惑った反応はそういったことかと納得しつつ、香里奈はどうしたものか、考える。時刻は深夜1時過ぎ。ここ以外に近くで開いているマッサージ店はなかった気がする。香里奈が迷っていると、狩野という店員は躊躇いがちに言う。

「お客様が問題なければ、肩、腰、足のいずれかのマッサージを行うことはできますが…。いかがなさいますか?女性スタッフではないので、あまりしっかりしたものはできませんが…。」

「あら、いいの?勝手にして店長さんに怒られない?」

「私が店長なので大丈夫ですよ。お客様はよろしいのですか?普段はお断りしますが、お客様はあまり顔色がよろしくないようなので、少しリラックスされたほうがいいかと…。差し出がましいようですが…。」

「そうね。ちょっと腰が痛くて…。お願いできるかしら?」

キャバクラで働いていれば、異性からのボディタッチは事欠かない。マッサージぐらいなら男性にされても気にならない香里奈は了承する。

「わかりました。では、こちらが料金となります。」

テキパキと手続きを行い、個室へと通される。

「そのドレスだとマッサージが難しいので、こちらにお着替え置いておきます。お着替えください。それからリラックス効果の高いアロマを焚いておきます。」

香里奈は仕事帰りにそのまま寄ったので、派手めなボディコンのドレスを着ていた。確かにスカート部分は下着が見えそうなほど短く、胸元もざっくりと空き、Gカップ近くある香里奈の豊かな胸とプリプリとした大きめのお尻を強調しまくっている。これだとマッサージは難しいだろう。

狩野はアロマの準備が出来ると、「お着替えが終わったら、お呼びください。」と言って、部屋から出ていく。少し甘い匂いが漂う部屋の中で香里奈はドレスを脱ぎ、下着も取り外す。その様子を観葉植物に隠れたカメラのレンズがジッと見ていることには気づかない…。

狩野はスタッフルームに戻り、映像を確認し始める。
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