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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第26章 温泉動画配信
麻奈は動画を回し、混浴の紹介を始める。上手く狩野の足や体のみが映るように調整しながら、混浴している風景を撮り終わる。

「こんな感じですけど…大丈夫ですか?」

撮り終わった動画を見せるため、麻奈は狩野に携帯画面を見せる。狩野は麻奈のすぐ隣に座り直して画面を覗き込む。

「ふむ…。大丈夫ですよ。顔は全く映ってないですから。しかし、こうやって動画で見る麻奈さんもきれいだ…。」

狩野はそう言って麻奈を直接見る。かなりの至近距離から見られた麻奈はドキッとする。二人の距離はキスできるくらいに近い。

「そんな…。そんなに褒められると緊張してしまいます…。お世辞でも嬉しいです…。」

「私は先ほどから嘘は言ってないですよ…?とてもきれいだ…。」

狩野はさらに顔を近づけ、囁やくように言う。

「あ…、ありがとうございます…。んっ…!?んチュッ…。ちゅぷっ…。えっ…?」

気がつけば狩野にキスされていた。戸惑う麻奈に狩野が言う。

「すみません…。あなたがあまりにも魅力的だったもので…。お嫌でしたか…?」

「あっ…。あ、あのぅ…。嫌…じゃない…です。う、嬉しい…です…。」

麻奈は頬を赤く染め答える。実際、全く嫌な気分はしなかった。出会ってからずっと麻奈を褒めてくれ、さらに若干コンプレックスを紗英に対して持つ麻奈を紗英より魅力的だと言う狩野にどこか惹かれてしまっている自分がいた。

「んっ…。ンムっ…。んチュッ…。チュる…。ちゅぷっ…。はあぁ…。こ、これ以上はぁ…。変な気分になっちゃいますぅ…。ダメですよぉ…。」

さらに唇を重ねてきた狩野の舌を一旦は受け入れ、絡めるが、すぐに麻奈は狩野を押し返す。そんな麻奈を狩野は優しく引き寄せ、さらに密着してくる。

「ここには二人しかいませんよ…?紗英さんも先ほど入ったばかりでもう来ないでしょう。安心してください。」

狩野はさり気なく麻奈の身体に触れてくる。肩を抱き、もう片方の手は太ももを撫でる。

「あぁ…。でも…。こんなとこで…?さ、さすがに…。」

「おや?ここじゃなければいいのかな?」

「あっ…。そ、それは…。」

麻奈の言葉は暗に狩野の行為を受け入れてしまっていることを示唆していた。それを狩野がからかうように指摘してくる。

「それにこんなところだからいいんじゃないですか…。非日常を味わうのが、旅館の楽しみですよ?」
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