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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第33章 残業
狩野の手がゆっくりと沙耶の脚を撫でる。沙耶の身体がゾクゾクと快感に震える。どれだけ強力な媚薬を飲まされたのか。沙耶は恐ろしくなる。太ももを撫でられるだけでイキそうになるのだ。大事な部分を触られたら…。

「くくっ…。イヤイヤ言っても抵抗しないじゃないか?今から極楽に連れて行ってあげよう…。全てが終わった時には君も立派な性奴隷になってるだろう…。」

「あはぁっっ…!い…嫌あはぁっっ…!なら…ないぃ…!性奴隷なんかぁ…んんっ…!ならないんだからぁ…!はうぅっ…ん♡」

狩野の指がソフトタッチで沙耶の上半身を這う。沙耶は疼く身体を必死に耐えながら拒否する。

しかし、そこから地獄のような時間が過ぎることになる。
狩野は沙耶の胸やお尻、太ももを触れるか触れないかの絶妙な加減で指を這わせる。時折、ふっと耳元に息を吹きかけ、うなじや鎖骨に唇を近づける。

「あ…アァん…。んひぃ…ん♡んくぅ…ぅうん。ひゃあ…ぃん。はぅっ…。んぁ…。」

その度に甘い声を漏らす沙耶。しかし、明確な刺激がないので、身体の疼きはより激しくなる。すでに沙耶の秘部はたっぷりと愛液を湛え、ビチョビチョに下着を濡らしている。ジンジンとした疼き。クリトリスが勃ってきて、下着と擦れて、快感が走る。

それでも狩野は余裕たっぷりに焦ることなく、ソフトタッチを続けるのだ。

普通の男であれば沙耶の欲情した姿に我慢出来ず、すでに挿入し、場合によっては射精までしているかもしれない。しかし、現実は20分経っても、沙耶は服1枚すら脱がされていない。狩野もキチッとスーツを着たままなのだ。

「はぁっ…はぅっ…。だ…だめぇ…んヒィ…。くあぁっ…。が…我慢…できなく…なっぢゃゔぅ…。あひぃっ…ん♡はふぅっ…。はあぁ…ん♡」

すでにソファには染みが出来そうなほどべっちょりと愛液が垂れていた。沙耶は無意識にクイクイと刺激を求めて腰を動かしている。

「イキたくてもイケない。身体の疼きが止められなくて辛いだろう…?でも…もう少し我慢だよ…?我慢を重ねて…そこから解放されたら、今までに感じたことがない、本当の快楽を知ることになるから…。」

「嫌あああっ…!やめてぇ…もう…お願いぃっ!やめてくださいぃっ…!つ、辛いのぉ…!イケなくてぇ…!触るのやめてぇ…!」

たまらず沙耶は叫ぶ。
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