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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第33章 残業
もし、沙耶が会社に言えば香苗がどうなってしまうかわからない。香苗が彼氏と別れたかどうか本人に尋ねるのも憚られる。だからこそ、沙耶は2人の関係を誰にも言えなかったのだ。

「それに…いずれは君もいただくつもりでいたし…。そのタイミングが早くなっただけなんだけどね…。眞島君も可愛いし、スタイルもかなり良さそうだから…。」

ねっとりとした厭らしい視線を沙耶の肢体に向ける狩野。沙耶は必死にその視線から身体を隠す。

「だ…誰が…あなたなんかに…。最低っ…!信頼出来る上司だと思っていたのに…。香苗先輩も脅したんでしょ!?奥さんだっているのに…!」

「あぁ…、香苗君はここまではしてないよ?どっちかと言うと香苗君の方からアプローチしてきたし…。それを従順な性奴隷に仕上げただけ。最初は本人も遊びのつもりだったみたいだけど、今やどこでも私を求めるようになったな…。」

「そ…そんなっ!?そんなはずはっ!?」

「ふっ…。香苗君は私が結婚する前から気があったみたいでね…。私が結婚したのが嫌だったみたいだよ?」

「う…嘘っ…!?」

沙耶は信じられなかった。快活な香苗が自ら不倫を望むなんて。

「まぁ、信じるかどうかは君次第だけど…。そんなことより、自分の身体の心配しなよ?だいぶ辛そうだけど?」

狩野が言うように沙耶は話しながらも、汗が吹き出て、身体は微かに震えていた。すでにシャツが汗でべっとり張り付き、薄っすらとブラが透けている。どうやら淡いピンクの下着のようだ。

狩野は沙耶の身体をじっくり観察する。可愛らしい顔立ちの沙耶。ふんわり肩まで伸びた髪。ほんのり明るい茶髪を毛先でカールさせている。くりくりとした大きな瞳で、甘えた感じの垂れ目。スッと通った鼻梁に、薄い唇。

全体的には痩せてる感じがするが、出るところは出て、しっかりと丸みを帯びた身体。胸はDからEくらいはあるだろう。キュッと引き締まったプリプリのお尻も魅力的だ。

「さて…。媚薬で身体は敏感になっているが、刺激がないから、溜まる一方で、辛いだろう?私が少し解放してあげよう…。」

狩野がそう言って沙耶の身体に手を伸ばす。

「い…嫌ぁあっ…!やめてぇ…!触ら…ない…ひゃぁっ…ん!?あっ…あぁっ…んふぅっ…!」
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