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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第37章 万引き2〜書店の罠〜
「できなかったら、そのままお前の親に万引きしたことを伝える連絡になるぞ?それでもいいんだな…?」

狩野の言葉に優愛の身体が震える。

「それは…だめ…。します…。連絡してみますから…。」

優愛が慌てて言い、携帯に手を伸ばす。

「あっ…。」

携帯を開いた優愛が画面を見て思わず声を上げる。

「どうしたんだ?」

狩野が問いかけながら、画面を覗き込む。そこには「ママ」と表示された宛名から【今日は仕事が遅くなりそう。22時までには帰るから、冷蔵庫にあるもの食べてもらっていればいい?】と書いてあった。

「ほぉ…。ベストタイミングだな…。これで少し遅くなっても良いわけだ…。」

画面の文字を読んだ狩野の手つきが再び激しくなる。

「あぅっ…ん。はあぁ…ん。いやぁ…まっ…待って…くださいぃ…。せめて…返事を…。」

震える手で携帯を握り締め、必死に訴える優愛。狩野は仕方なくそれを了承する。目の前に極上のエサを置かれて待たされている気分になるが、怪しまれないためには我慢するしかない。

優愛は震える指で返事を打つ。

【わかった〜!じゃあ、私も友だちと遊んで帰るから、少し遅くなる〜。】

優愛が送信ボタンを押したのを見届けた狩野は愛撫を再開する。

「携帯は見えるようにそこに置いとけ…。返事が来るかもしれないからな。」

側にはあるテーブルを示し、携帯を置かせる。そのタイミングで狩野は優愛を畳に押し倒す。

「やぁ…ん。」

小さな悲鳴とともに仰向けに畳に寝転ぶ優愛。そこに覆いかぶさるように狩野が来る。狩野はそのままじっくりと優愛の身体を視姦する。

サラサラの金髪が広がり、大きなアーモンド型の瞳が潤んでいる。高めの鼻梁と、薄く桃色の唇。胸元に揺れる制服のリボン。そしてその下の大きな膨らみ。

決して太っているわけではないが、制服の上からでもわかる柔らかそうな身体。短いスカートが乱れ、むっちりとした太もも、そしてその付け根の下着も僅かに見えている。

淡い緑の下着。やや日焼けした肌と制服と下着。その光景に狩野の興奮は爆上がりする。

しかし、その興奮度合いとは反対に、狩野の手つきは繊細そのもの。指でゆっくりと顔から首筋、鎖骨を通り、服の上から、胸やお腹をなぞっていく。

「ふぅっ…ん。んくぅ…。はぅ…ん。」

狩野の指が敏感な場所を通る度に優愛が可愛い喘ぎを漏らす。
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