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第38章 キャンプ場

『なかなかのスタイルだったな…。胸もそこそこあるし…、何より引き締まったお尻…。』

狩野は出会った時の愛奈のスタイルを思い出し、舌なめずりをする。

『やっちまうか…？３人ともかなり酔っ払ってたし、ここは男性用トイレ。見つかることはない…。』

数多の女性を泣かせてきた狩野。ただここ１年は大人しくしていた。狩野を奪い合おうとする女性達に嫌気が差したのだった。

久しぶりに感じた興奮に狩野は自身を制御する気はなかった。今までも嫌がる女性を無理やり襲い、そして狩野の無限の性欲とテクニックで堕としてきた。

狩野の見立てでは愛奈は真面目なふりをしているが、SEX好きな女性と思われる。籠絡することは容易いと考えた。

そこまで考えた時、ドアを開ける音が聞こえた。

狩野は本能のまま動いた。ふらついた動きでドアを開け、外に出ようとした愛奈を中に押し込む。

「きゃっ…！？な…なに…？んヂゅっ…！？ンムぅ…！？」

個室の壁に背中を押し付けられた愛奈が戸惑いの声を上げるが、その唇を狩野の口が塞ぐ。そのまま嬲るようにキスをする。

「くふぅ…んん…。んヂゅぅ…やぁ…ん。ちゅるぅ…ふぅ…ん。」

小さく嫌がりながらも、何が起きているか理解出来ず、狩野の行為にされるがままの愛奈。

『な…なに…？なんなの…？き…キスされてる…？んひっ…？む…胸まで…触るなんてぇ…。』

動揺しながら、自分の状況を理解しようとするが、思考を止めるように、胸を弄られ、甘い刺激が身体を襲う。

上半身を襲う刺激に愛奈の口が緩む。その瞬間を逃さず、狩野の舌が侵入する。

「ぢゅるるぅ…。んぢゅ…ぷ…。んあっ…。んぐぅ…ぢゅる…ぷ。」

愛奈の意図に反して激しく交わされる口づけ。その間にも、しっかりと胸を弄られ、シャツとブラを越え、的確に乳首を刺激されていく。

涙目になりながら、至近距離にある相手の顔をようやくしっかり見た愛奈。その瞳が大きく見開かれる。

『そ…ソロキャンプで…来てる…。紳士的で…良い人と思ったのに…。そんな…。』

３人が騒がしくしても、紳士的な態度を崩さず対応してくれた狩野に愛奈は少なからず好意を持っていた。さすがに沙莉のようにナンパまがいのようなことはしたくなかったが、出来れば話をして仲良くなれたらなくらいには思っていた。

そんな狩野が獲物を見るような視線を愛奈に向けている。