この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
奸計〜罠に堕ちた女達〜
第38章 キャンプ場
「ええ〜、いいじゃん。固いこと言わなくても〜。愛奈は真面目過ぎだよ〜。」

沙莉と呼ばれた黒髪ロングの女性は黒髪ショートの女性に振り返り、ふくれっ面を見せる。

「ソロキャンプの人に話しかけるのは、基本禁止って言ったでしょ?すみません。本当に騒がしくて…。」

愛奈はアルコールで顔をほんのり赤く染め、先ほどより色っぽい雰囲気を纏いながらも、丁寧に狩野に謝ってくる。

「でもさ〜。女ばっかりよりいいじゃん〜。ねえ?美佳だってそう思わない?」

沙莉が金髪女性に話を振る。

「私は別に…。」

チラりと狩野に視線を向けた美佳と呼ばれた金髪女性は、すぐにプイッと顔を背ける。

「はいはい。いいから…。こっち…。」

強引に愛奈に引きづられ、自分たちのテントに戻される沙莉。可愛いウィンクを狩野に残して。

『ふぅ…。あんな風に絡まれるとは…。』

騒がしさが去り、狩野はため息をつく。少し落ち着かない。先ほどの沙莉の胸。愛奈の雰囲気。それらに当てられた狩野の股間は密かに膨らみかけていた。

『しかし…、一見清楚そうな女性…沙莉と言ったかな…。彼女が一番あけすけな様だ…。愛奈と言った女性も真面目そうだが、好き者だな…。一番派手な美佳って娘が一番身持ちが固そうだ…。見た目に寄らない3人だな…。』

数年前まで派手に数多の女性と遊んできた狩野は、短いやり取りの中で正確に3人の女性の性格を掴んでいた。

そこからさらに1時間ほど経ち、暗闇の中、狩野は焚き火の炎の揺らめきを存分に堪能した。騒がしかった3人もテントに入り、今は静かだ。

尿意を覚えた狩野はトイレに行くため、テントを離れる。少し離れた人目につかないところにあるトイレ。ギリギリ清潔感を保つ古びたトイレで用を足す。

狩野がトイレを出ようとした時、入口の方に人影が見えた。ふらふらとした足取りでトイレに入って来る。酔っ払った様子の愛奈であった。

愛奈は衝立の影にいる狩野に気づかず、そのまま個室に入る。どうやら酔っ払い過ぎて、女性用と勘違いしている様だ。

【ジョロジョロジョロ…。】

ほどなくして、愛奈が用を足す音が響いてくる。
狩野は一気に自分が興奮し、股間が熱くなるのを自覚する。

名前しか知らない今日初めて声を交わした女性。それも美人が壁1枚を隔てた向こうで下着を下ろし、不用心に用を足している。興奮しないはずがない。
/879ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ