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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第39章 内見
「いや…Fはあるかもな…?当たってる…?服の上からでも揉み心地いいな…。」

美月は耳元で囁かれる品評に、顔を赤くしながらも、唇を噛み締め、耐える。

「頑張るね…?まぁ…いつまで持つか…見ものだけど…。と言っても…たくさん時間があるわけじゃないし…。一気に行くよ…?」

狩野の言葉に身を硬くし、身構えるが、両手両足を縛られた身で出来ることは少ない。狩野が手早くブラウスのボタンを外し、ブラウスの前を開ける。

「おおっ…。素晴らしい眺めだ…。」

狩野が後ろから覗き込むようにして、美月の胸を見下ろす。
淡い淡いピンク色のブラ。厚手のブラウスでは透けないくらいの薄い色。美月によく似合っている。しかし、こんもりと隆起した両胸は深い谷間を作り、清楚な雰囲気の美月と真逆の卑猥さを醸し出す。

その胸をブラの上から揉みしだいてやる。

「たまんないな…。この張り…柔らかさ…。さぞかし男を喜ばせてきたんだろうな…。」

美月の身体はいちいちピクッと狩野の言葉に反応するが、美月は言葉を噛み殺し、ひたすら壁を睨み続ける。一刻も早く逃げ出したいが、後ろから抱きつくようにされているため、逃げるには美月の方が分が悪い。

『前に来てくれたら…。蹴飛ばしてでも…逃げるのに…。』

美月は焦る気持ちを抑え、その時を待つ。

狩野の手が厭らしく美月の胸を揉む。やがて、ブラから指が侵入してくる。手探り状態で乳輪をなぞるように指が動く。

「ん…。く…。」

狩野の指使いに僅かに美月の息が漏れる。ねっとりとした手つきで狩野はブラの中の胸を弄り続ける。

「やっぱりブラが邪魔だな…。取ってしまうかな。」

狩野の言葉と共に背中を弄られる感触が来る。そしてふわりとブラが浮く。狩野がスーツの上からブラのホックを外してしまう。下にズレたブラから淡いピンク色の小さな乳首が溢れ出る。

「美味そうだな…。きれいな色だ…。あんまり遊んでないのかな…?」

真っ白な肌の先端で震える桜色の乳首。使い込まれた様子があまりない。

美月の性体験はいたって普通だ。処女ではないし、それなりに男性との付き合いもあり、5、6人と身体を重ねた。しかし、あまりいい男との出会いがなく、短期間で出会いと別れを繰り返したため、性行為の数は多くはない。

『こんな奴に…。好き勝手に触られるなんて…。悔しいのに…。身体が…。反応しそう…。』
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