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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第39章 内見
美月の希望は狩野の言う通り、ものの見事に潰された。

『もう…助けは…呼べない…。来ない…。あぁ…いや…どうして…?私が…こんな目に…。』

美月はただ涙を溢すしかない。目の前で徹底的に助けを呼ぶ手段を潰され、絶望に泣く。その姿を興奮した様子で見守る狩野。

「本当に…。美月は…最高だ…。澄ました笑顔が怒りや絶望に変わる…。そして…今から…その顔を快楽に変えてやるからな…?僕はね…?そんな風に女性の表情が変わっていくのに、興奮するんだ…。」

狩野の病的で最低な性癖の告白を聞き、美月は顔をしかめる。

『だったら…マグロになってやる…。こいつに身体触られても…絶対に反応しない…。』

美月はなんとか自分を奮い立たせる。隙を見て逃げ出す。そして、身体を触られても、喘いだりして狩野を喜ばせたりしない。そう誓う。

狩野は美月の表情から何を考えているか、簡単に読み取っていたが、敢えて何も言わず、美月に近寄る。

「さて…。本格的に美月の身体を味あわせてもらおうかな…。」

狩野は言葉と共に美月の足から腰までを撫で上げる。嫌悪感からゾワッと鳥肌が立つが、美月は声を押し殺し、無表情を取り繕いながら、逃げ出すチャンスを伺う。

『脚のロープさえ、外れれば…。蹴り上げてやる…。』

両足を縛っているロープが緩いことは美月にも理解出来ていた。性行為をするために、いずれは足のロープを外すタイミングが来るはず。それを待つしかない。

「服の上からでもいい身体だってわかるな…。脱がすのが楽しみだ…。」

狩野は腰からさらに胸までをゆっくりなぞるように触れていく。美月は固く唇を閉じ、ひたすら狩野を睨みつけている。

「まずは…その胸から…見させてもらおうかな…?」

狩野は美月の上半身を起こし、後ろに回り込む。互いに座って狩野の膝の間に美月が入り込み、恋人同士のように狩野が後ろから抱き締める。恋人同士と違うのは両手両足を縛られていることだ。

「いい匂いだ…。こういうところは感じるのかな…?」

囁くように美月の耳元で言う狩野。同時にペロリと耳を舐められる。ビクンッと美月の身体が震えるが、声は出さない。

「どこまで頑張れるか、見ものだな…。」

狩野は話しながら、舌を耳から首筋、肩まで這わせていく。そして、両手が美月の胸を弄る。

「やっぱり大きいな…。何カップ?Eかな…?」

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