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桜が咲く頃逢えたら
第12章 安西くんと結ばれる
家族だけの結婚式は、
ずっと通っていた教会で家族だけでアットホームな感じで執り行った。
全員の前で、
少し緊張しながら婚姻届に記入して、
結婚指輪を交換した。
幸せ過ぎて涙が止まらない2人を見て、
「新婦はともかく、
新郎はしっかりしないと!」と、
神父様に笑われてしまった。
その後、役所に2人で書類を届けて、
本当に夫婦になれた。
そして、翌日の披露宴は思ったより規模が大きくなってしまった。
両家の父親と祖父の仕事関係の方も多くて、
私達の大学の学長や学部長、
それに4月からお世話になる予定のゼミの教授まで列席頂くことになってしまった。
紘子さんと高橋くんは、
「まさか、先を越されるとは!
5月のこっちの式、択一の後の日曜日にしたから、
絶対に来てね?」と言われた。
ホテルの最上階にそのまま宿泊することになっていた。
いつもと違って、
なんとなく緊張してしまっていたら、
「瑞樹ちゃん、どうしたの?」と、
呑気な声で安西くんが笑った。
ずっと通っていた教会で家族だけでアットホームな感じで執り行った。
全員の前で、
少し緊張しながら婚姻届に記入して、
結婚指輪を交換した。
幸せ過ぎて涙が止まらない2人を見て、
「新婦はともかく、
新郎はしっかりしないと!」と、
神父様に笑われてしまった。
その後、役所に2人で書類を届けて、
本当に夫婦になれた。
そして、翌日の披露宴は思ったより規模が大きくなってしまった。
両家の父親と祖父の仕事関係の方も多くて、
私達の大学の学長や学部長、
それに4月からお世話になる予定のゼミの教授まで列席頂くことになってしまった。
紘子さんと高橋くんは、
「まさか、先を越されるとは!
5月のこっちの式、択一の後の日曜日にしたから、
絶対に来てね?」と言われた。
ホテルの最上階にそのまま宿泊することになっていた。
いつもと違って、
なんとなく緊張してしまっていたら、
「瑞樹ちゃん、どうしたの?」と、
呑気な声で安西くんが笑った。