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桜が咲く頃逢えたら
第2章 魔法のキスで恋に落ちた
「ヒロコです。
覚えてますか?
ええ。
ジャンボさんとは時々会ってますよ。
えっと、瑞樹さん…、みーちゃんが、
会って話がしたいと言ってるんですけど。
はい。
…判りました。
これからでも良いですけど?」


電話を切った後、
「これから会えるって。
瑞樹さん、着替えて?
私はこのままで良いかな?」
と、紘子さんが言う。


「えっ?
これから?
こんな時間に?」

「だって、早い方が良いでしょ?
逃げられても困るし。
そのまま、明日、病院行くかもしれないから、
ワンピかスカートが良いかな。
あ、瑞樹さん、パンツとか履かないものね?」と笑った。




いつものバーに居るらしく、
紘子さんに腕を取られて、
文字通り引っ張って連れて行かれた。


カウンターではなく、奥のテーブルで、
江川さんは亮平さんと2人で飲んでいた。
ジャンボさんという、紘子さんが時々会ってる男性は居なかった。


「悪い。
亮平、ちょっと外してくれる?」と言って、
「やっと会えた。
全然、電話、くれないから」と、
優しい顔で言いながら、
江川さんは私の手をそっと握った。


私はビクっとして震えてしまう。

紘子さんがその手を振り解くようにしてくれて、
「瑞樹さんから話す?
私が言おうか?」と口火を切った。


「あの…、
私…、生理が来なくて…」と言う。
声も身体も震えてしまって、
頬に涙が伝わっているのが自分でも判る。


「えっ?
それはないよ」と江川さんが言うと、
紘子さんが怒って江川さんの頬を打った。


「痛いな。
あのさ。
本当に僕、みーちゃんには何もしてないよ?」と、
頬に手を当てながら静かな口調で言う。


「でも、心配なら、
明日、病院に行こう。
ついて行くから」


「ついて行くの、当たり前でしょう!」と、
紘子さんが怒った口調で言うのを見ながら、
江川さんは少し複雑な顔で紘子さんに言う。


「ヒロちゃんとみーちゃん、ちょっと僕の横に座ってくれる?」

「えっ?」

「良いから、座って?」

紘子さんは、渋々、江川さんの隣に座る。
「あのさ、これ、誰にも言わないでよね?
ジャンボにも絶対言わないで?
男として恥ずかしいからさ」と言いながら、
江川さんは紘子さんと私の手を自分の股間に持っていって、
触らせた。
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