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第4章 深まる関係

ふと寒くなって目が覚めてしまった。

暑がりなのか、寝相が悪いのか、
亮平さんが掛け布団を蹴飛ばしてしまって、
ベッドから落ちていたようだった。


亮平さんの上に乗るようにして手を伸ばしていると、
亮平さんの片目が開いてしまった。


「ん？
瑞樹、積極的だな。
上に乗ってヤリたいの？」と言うので、
私は慌てて首を横に振った。


「違うんです。
お布団が…あっ…んっ…」

亮平さんは抱き締めて脚を絡めるようにする。


「えっと…寒くて…」
と言う私の顔は、
紅く火照ってしまっている。


「瑞樹、可愛い。
キスさせて？」と言うと、
髪や背中を撫でながらたくさんキスをしてくれる。


「寒いの？
だったら温めてあげるし、
熱くてたまらなくなるようにしてあげるよ」と言うと、
私の首筋から胸に掛けて、
キスの雨を降らせていった。


身体を捩らせながら震えてしまうと、
私を亮平さんに跨がせるようにさせて、
片方の手を両脚の付け根に入れる。


「瑞樹、濡れてるよ？
ほら？
ここ…」と、
指先で割れ目の辺りを撫でて、
蜜を擦りつけるようにして、
花芽を刺激されると、
声が出てしまう。


「瑞樹、気持ち良い？
俺も…たまんないな。
おっぱいがゆさゆさ、揺れてて、
良い眺めだよ。
舐めたい」と言って、
口に含むと、
わざと音を立てて舐めては吸うので、
おかしくなりそうになる。

花芽も気持ち良いし、
割れ目のナカに挿れて欲しい気持ちと、
痛いかもという怖い気持ちに苛まれる。



「瑞樹、挿れたい」と言って、
お尻を掴むようにして、
私の股間に大きく硬く反り返った亮平さんの先端を当てがう。


ヌルヌルしたのが、
私の蜜なのか、
亮平さんの先端から出た透明で苦いあの液体なのかは判らないけど、
それらを混ぜ合わせるかのようにお互いに擦り付けていると気持ちが昂ってしまって、
私は自分で迎え入れるかのように先端を沈めてしまった。