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桜が咲く頃逢えたら
第4章 深まる関係
ペット同伴OKのカフェで遅めのランチをしてから、
帰宅して、
オンラインショップでひとまず必要最低限のものを注文してみる。

まだ、春休み中なので、
私が受け取りの為に亮平さんの家に待機すると言うと、
「独りで配達のオトコが来るとか、心配」と言って、
夜間配達にさせられる。

「心配性ですね?」と言うと、
「瑞樹が呑気なんだよ。
ホント、危ない」と言われる。


タロウのゲージを畳んで、
フード類とペットシーツの残りをIKEAの大きな袋に入れると、
かなりの量なので、
タクシーで家まで送って貰う。


私の部屋のドアまで運んでくれて、
ドアを開けようとしていると、
ちょうど出掛けようとした紘子さんが出てきて、
目を丸くする。


「えっ?
何、これ?
あれ?
亮平さん?」

「えっと、紘子さん、
承諾を得てなくてごめんなさい。
事情があって、亮平さんの処のタロウを預かることになったの」

「別に良いわよ。
家主は瑞樹さんだもの。
亮平さん、ちゃんと避妊してくれてるよね?
うちのお姫様、大事にしてよね?
じゃあ、私、合コンだから。
いってきまーす」と、ヒラヒラと手を振りながら出掛けてしまった。


私と亮平さんは呆気に取られて後ろ姿を見送って、
その後、荷物とタロウを部屋の中に入れた。


「共有スペースはダメだから、
私のお部屋にタロウのゲージ、置こうかな?」と言うと、
「えっ?
俺より先に別のオトコが瑞樹の寝室に入るのは嫌だ」と言って、
亮平さんが私の寝室に入る。


「きちんとしてるよな。
シーツとか、乱してやりたい」と言いながらキスをするので、
「やっ…。
亮平さん、ダメです」と言うと、
「ダメって言われると余計にヤリたくなるよ?」と笑って、
コートを脱がせながらキスをした。


もう、抵抗など無意味だった。

むしろ、私から夢中になってキスを返していたかもしれない。

私も亮平さんの革のジャケットを脱がせて、
背伸びをしながらキスを強請ると、
亮平さんは、
「堪らないな。
俺、我慢出来ないよ」と言って、
ワンピースを脱がせて、ベッドに押し倒した。


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