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桜が咲く頃逢えたら
第1章 なんで出逢ってしまったんだろう
「ここは…江川さんのお家ですか?」
「いや、違うよ。
そこのソファで死んでる亮平の家。
でもあいつ、離婚で揉めててさ。
そのうち引っ越しするんじゃないかな?」
「あら…。
この食器は、多分奥様の趣味ですね?」と、
ジノリやウェッジウッドのセットで揃えられた食器を眺める。
グラスも、バカラのが並んでいた。
お湯を沸かして、
ティーバッグを見つけ出して紅茶を淹れると、
江川さんはそれに何かを垂らしていた。
「小腹空いたな?」と言って、
袋に入ったインスタント麺を戸棚から出しながら、
「みーちゃんも食べる?」と訊かれたけど、
私は首を横に振る。
「こんなの食べたこと、ないかな?」と言われて、
首を縦に振ると笑われてしまう。
「そっか。
じゃあ、お茶だけ飲もうか?」と言われて、
マグカップを手にソファに戻る。
猫舌で、息を吹き掛けながら冷めるのを待って飲むと、
変わった味と香りがする。
「あっ…んっ…」という紘子さんの声が聴こえた。
江川さんは、やれやれって顔をして立ち上がると、
リビングとの境の襖を締めた。
くぐもった様な声がしたかと思うと、
「あっ…あんっ…ああぁ…そこ…」みたいな声が聴こえて、
私は恥ずかしさで震えてしまう。
江川さんが、
「ここだと声が生々しいね?
あっちに行こうか?」と私の手を引いて立たせると、
廊下側にある部屋へと引っ張って行く。
立ち上がった瞬間に、
グラリと視界が揺れて、意識が遠のいてしまうと、
フワリと抱き上げられた感じがした。
ドア越しに、
まだ、遠慮がなくなったような紘子さんの声が聴こえる。
私はと言えば、
頭も瞼も身体もなんだか重たくて、
力が入らない。
ラップスタイルのワンピースのリボンを解かれる。
暖房がついてない部屋の冷たい空気がはだけた胸に当たって震えてしまう。
「辞めてくださ…」
唇が重なって、
私の舌を絡めるようにされる。
胸も揉まれてスリップの紐が肩から外れる。
背中に手を回して、
ブラの留め具も外されてしまって、
フワリと解き放たれたように胸が出てしまったけど、身体が動かない。
「綺麗な胸だね?」と舌が這う。
手がタイツの上から両脚の間に差し込まれると、
そのままショーツごと脱がされてしまう。
そのまま、私は深い眠りについてしまっていた。
「いや、違うよ。
そこのソファで死んでる亮平の家。
でもあいつ、離婚で揉めててさ。
そのうち引っ越しするんじゃないかな?」
「あら…。
この食器は、多分奥様の趣味ですね?」と、
ジノリやウェッジウッドのセットで揃えられた食器を眺める。
グラスも、バカラのが並んでいた。
お湯を沸かして、
ティーバッグを見つけ出して紅茶を淹れると、
江川さんはそれに何かを垂らしていた。
「小腹空いたな?」と言って、
袋に入ったインスタント麺を戸棚から出しながら、
「みーちゃんも食べる?」と訊かれたけど、
私は首を横に振る。
「こんなの食べたこと、ないかな?」と言われて、
首を縦に振ると笑われてしまう。
「そっか。
じゃあ、お茶だけ飲もうか?」と言われて、
マグカップを手にソファに戻る。
猫舌で、息を吹き掛けながら冷めるのを待って飲むと、
変わった味と香りがする。
「あっ…んっ…」という紘子さんの声が聴こえた。
江川さんは、やれやれって顔をして立ち上がると、
リビングとの境の襖を締めた。
くぐもった様な声がしたかと思うと、
「あっ…あんっ…ああぁ…そこ…」みたいな声が聴こえて、
私は恥ずかしさで震えてしまう。
江川さんが、
「ここだと声が生々しいね?
あっちに行こうか?」と私の手を引いて立たせると、
廊下側にある部屋へと引っ張って行く。
立ち上がった瞬間に、
グラリと視界が揺れて、意識が遠のいてしまうと、
フワリと抱き上げられた感じがした。
ドア越しに、
まだ、遠慮がなくなったような紘子さんの声が聴こえる。
私はと言えば、
頭も瞼も身体もなんだか重たくて、
力が入らない。
ラップスタイルのワンピースのリボンを解かれる。
暖房がついてない部屋の冷たい空気がはだけた胸に当たって震えてしまう。
「辞めてくださ…」
唇が重なって、
私の舌を絡めるようにされる。
胸も揉まれてスリップの紐が肩から外れる。
背中に手を回して、
ブラの留め具も外されてしまって、
フワリと解き放たれたように胸が出てしまったけど、身体が動かない。
「綺麗な胸だね?」と舌が這う。
手がタイツの上から両脚の間に差し込まれると、
そのままショーツごと脱がされてしまう。
そのまま、私は深い眠りについてしまっていた。