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桜が咲く頃逢えたら
第9章 新しいカタチ
「声、我慢出来る?」と言うと、
ショーツをずらすと、
亮平さんもベルトを外してスラックスの前を緩めると、
大きく屹立した熱い杭を私に突き立てた。


その瞬間、
全ての毛穴が開いたような感覚が走って、
声が漏れそうになる。

それを亮平さんがキスで封じると、
最初はゆっくりと、
久し振りの私のナカを確かめるように腰を上下させる。


「ああ…。
瑞樹のナカ、うねってるよ。
気持ち良い。
ほら、ここ、瑞樹の好きなトコだろ?」と言うと、
そこを何度も当たるようにする。


誰かが来たら?
そう思うと、羞恥心でおかしくなりそうになる。


それに、こんな所で?
と思うと、本当にバチが当たるかもしれないと恐れてしまう。


それなのに、気持ち良くて、
私の方が腰を動かしてしまっている。


「気持ち良い?
もっと奥まで激しく動かそうか?
何処が気持ち良いの?」

と言いながら、回すようにしたり、
激しく早く腰を振る。


「ナカが気持ち良くて…
死んじゃいそう」

「そんなに締め付けたら、
出ちゃうよ?」

「気持ち良い…。
亮平さん、好き」

「俺も気持ち良いよ。
ヤバい。
我慢出来ない。
瑞樹、孕まず訳にはいかないからな」と言って、
慌てて引き抜くので、
私は口で受け止めて、最後の一滴まで飲み干した。


物音がしたような気がして、
慌てて身支度を整えて、
悪戯っぽく笑った。


「瑞樹、もうちょっと休んでると良いよ。
俺、住職様にご挨拶してくるから」と言って、
亮平さんは部屋を出て行った。




暫くして、ペットボトルのお茶を手に亮平さんが戻ってきた。

「俺のを飲んだから、
気持ち悪いんじゃない?
これ、飲むと良いよ」

「気持ち悪い?
そんなことない。
美味しいのよ?」と言うと、
私を抱き締めて、
「俺も瑞樹、飲みたいな?」と私の脚を広げさせて、
指で刺激しながら舌を這わせる。

私はあっという間に達してしまって、
潮を吹いてしまった。


「ちょっとこぼしちゃった」と笑いながらも、
多分殆ど飲み干してくれて、
私はどうしたら良いか判らないて、泣きそうになってしまう。


「凄く美味しかった。
これで暫く、我慢出来るかな?」と亮平さんは笑った。
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