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ロビン~女の股間に狙いを定めて~
第3章 マリアの特殊能力

それからもロビンが放つ矢は
スタートこそ的外れな方向に飛ぶものの、
最後はキッチリと的を射抜いた。

それ以上に良いところを見せようと
焦ったレスリーは散々な結果だった。

「やめた、やめた!今日は調子が悪いや」

レスリーはふて腐れてさっさと帰ってしまった。


「あなたがあんなに弓矢が上手だとは
思わなかったわ」

自宅に帰ってマリアが
濡れタオルでロビンの身体を拭きながら
褒め称えた。

「出来すぎだよ…いつもはとんでもない方へ
飛んでいったきりなんだ」

そう言いながらも満更でもない顔をして笑った。

よもやマリアが念力で
矢の軌道を変えたとは
露ほどにも思っていなかった。

「マリア…君はラッキーガールだ。
君が来てから
なんだか全てのことが上手くいくような気がする」

「そんなことないわ、全てあなたの実力よ」

「そうよ!ロビン、実力よ」

その声に驚いて
ロビンとマリアは後ろを振り返った。

そこには大きな荷物を抱えた
マーガレットが立っていた。


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